期末試験が行われました。この後、夏期講習や進路のイベントがありますが、早いもので1学期が終わりということになります。
高2Bは総合進学コースの文系クラス。4月当初、「驚くほど静かですね」と授業担当の先生方から言われたクラスは雲散霧消し、今では梅雨をも感じさせない賑やかさになりました。あの頃のクラスが恋しい担任です。
先月は教育実習の先生がクラスに来てくれていました。
おだやかで話しやすい人柄の方で、生徒たちにとっては良いお兄さんが来てくれた感じですぐに打ち解けていました。
3週間、楽しそうな声が絶えない生徒たちでしたが、その中でオッと思う瞬間が。
進路を選ぶ際に悩んだこと、受験で苦労したこと、そんな話を先生がしてくれた時、みな唇をぎゅっと結んで神妙に聞き入っていました。
同じ学校の先輩にあたり年齢も近いということで、自分自身のこととして受けとめることができたようです。
「人間みんな苦労してるんですね」としみじみつぶやいていた生徒もいました。
そうです。みんな何かしら悩んだり、迷ったりしながら生きているのです。
自身の進路について本気で考える時期を迎える生徒たちですが(さらに入試改革の荒波も直撃します)、困難があってもめげず、くさらず、あきらめずに乗りこえていきましょう。担任も一緒に苦労します。
あ、赤点課題未提出の催促Telなどの苦労はなるべくさせないでくださいね。さあ電話しないと…。
写真は教育実習の先生と実習最終日に。