職員室

「試行錯誤を見守る側」 藤野先生(高校1年副担任・理科)

投稿日2019/9/13

 この夏、中学2年生の生徒達がペットボトルの船を作るということで、原理等で微力ながらお手伝いをさせて頂きました。その話を今回書こうかとも思いましたが、その過程でこの件を企画してくださった先生が繰り返しおっしゃられていたあるフレーズが印象的でしたのでそちらを紹介します。

 そのフレーズは『今回は失敗しても構わないから』です。

 もしかしたら無責任と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、忘れがちになりがちなとても大事なことがこれだと思います。ことこういうものでは特に、失敗も楽しいものだったりします。また論理的思考力を身に着ける大事な機会でもあります。科学の歴史はいつだって失敗の積み重ねの試行錯誤です。失敗の可能性がなければそれはただの作業にすぎません。ただ企画する側としてはどうしても成功というフレーズの方が失敗よりも響きが良いですし、やっぱり生徒の喜んでいる顔が見たいのが内情だと思います。だから今回影ながらお手伝いする身として、企画の先生にこういって頂けたので色々と内容的にも挑戦できてとても有難いと感じました。

………まぁひっそりと裏では船を実際に浮かせる日まで不安に思いつつ過ごし、ちゃんと全員の船が浮いたと聞いてとても安心してしまったりしましたので、とてもとても難儀なものです。

    ※ 写真はペットボトルで作った船をプールに浮かべる実験です。
      遊んでいるように見えますが、物理の講義も聞いた上で制作しているものなのです。

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