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「『あっという間』と感じられることの大切さ」吉見先生(中学2年担任・数学科)

投稿日2020/1/24

 いよいよ中学入試が本格的にはじまりますね。受験生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 私の担任する中学2年生も、ちょうど2年前中学入試に向けて頑張っていたねとクラスの生徒と振り返りました。そんな彼らもあと数か月で中学3年生になります。3学期が終わるともう三年生だねという会話の中で、「1年生の時より2年生の時のほうがあっという間でした」と多くの生徒が口にしました。本校での中学校生活を夢中で過ごしてくれているのだなと、この言葉を聞いて感じることができました。

 日本学園には「創発学」という調査・研究・取材と、キャリア教育を組み合わせたプログラムがあります。このプログラムが生徒に与えている影響が「あっという間」と感じられることなのだと思います。楽しい時間はあっという間に終わってしまう経験は多くの方が感じたことのあるものだと思います。その経験と同じ感覚が本校の学習の中で起こっているのです。男子校という教育の場でのびのびと、そして全力で取り組んでいるからこその感覚ですね。

 入学してから、1年生、2年生と経験を重ねるごとに、興味を持って集中して取り組むことができるようになった彼らが3年生になり、どのような成長を見せてくれるか、とても楽しみです。きっと3年生はもっとあっという間で、高校生活はもっと、もっとあっという間だと思います。これからもあっという間に感じられるほど夢中になって過ごしてほしいと思います。

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