「人は得意な道で成長すればよい」という校祖の言葉に導かれるかのように、得意な道が見え始めてきた中学1年生、試験でもこだわりが見え始め、この科目は満点を狙っているという声も聞こえてきます。満点の人は試験返却時に「やったあ」と宣言をするべしというクラスで流行り始めた独特のルール。周りの生徒も、「やったあ」宣言をする生徒も誰一人として楽しそうではないにもかかわらず、なぜか「やったあ」と言え、というリクエストは起こります。
先日とある模試でのある教科、全国1位(満点)をとった生徒がいました。教室に静かに響く何の感情も伴わない棒読みの「やったあ」。担任一人だけがはしゃいでいる不思議な光景。
得意に磨きがかかり、「やったあ」の声が多く響いていくことを願うばかりです。