職員室リレートーク

「変わるもの、変わらないもの」 石井宏先生(中学副担任・国語科)

投稿日2020/6/4

 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が解除されました。ただ、解除されたからといって全てが通常通りというわけにもいきませんし、人々の「行動」そのものに変化を余儀なくさせたこの経験を通して仕事の仕方、生活の仕方、学び方など価値観は大きく変化していくと思います。

 本校でも学校閉鎖に準ずる期間として、遠隔授業になりました。私自身も動画の作成やwebテストの作成・回収、ZOOMによる会議など、未体験のものが数多くあり、戸惑いの中で過ごしました。

 世界的な災禍に見舞われ、不自由な生活を強いられる中でも色々と気づきがありました。授業動画を作成する中でも限られた時間(30分以上の動画は見る気にならないと思いますので15分前後を目安にしていました)で何を伝えようか、そのためにわかりやすい視覚的な表現は何か…など、考えていく中で「あたりまえ」と捉えて見過ごしていた部分の見直しができ、自分の授業の反省もできました。通常授業に戻った際に気づいた部分の修正と、今回導入したwebテストも活用できるだろうと考えています。コロナ前と比べて明らかに自分自身の授業が「変化」していくと思います。

また、テレワークをする中で普段より家族と過ごす時間が増え、特に娘の成長をより細かく感じることができたのはしんどい状況の中ではありましたが、よかったところかなと思いました。

 環境が劇的に変化していき、それに合わせ生活も変化させて対応した日々でしたが、ずっと「変わらない」と感じていたのが「人とのふれあい」です。実際に会ってみないとわからない、伝わらないものがあります。

 先日簡略的なものとなりましたが、入学式・始業式がありました。やっぱり、対面することでしか感じられない空気感というものがありますね。

 私は生徒の皆さんと直接話し、何かをやることに喜びを感じます。多くの方もそうではないでしょうか。色々な技術は人が作り、人の生活を快適にするためのもので、幸せを「感じる」のはあくまで「人」だと思います。ICTが進んでもそれを利用してつながるのはあたりまえですが「人」です。様々な便利な道具は使いつつもぬくもりを感じられる「人とのふれあい」を大事にしていきたいとより感じた日々でした。

 少しずつ、また少し姿を変えたいわゆる日常が戻ってくると思います。「人とのふれあい」を大切にしながら日常を取り戻していきたいと思います。

 早く授業をしたいなぁ...

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