新型コロナウイルスの影響で、様々なもう、色々なことが変更を余儀なくされた1学期が終わりました。今までになかったことだらけの1学期でした。クラスの出席簿に「8月」と記入したのは教員人生で初めてです。そんな、長かったのか短かったのかもよく分からない1学期が先週をもって終わりました。
私が担任をしているのは高校3年生のスポーツコースです。1学期は全ての大会が軒並み中止になりました。6月に学校が再開されても思うように練習ができず、悶々とした日々が続いたことと思います。最後の学年に思いきり花を咲かせようと思っていた人もたくさんいるはずです。向ける怒りの矛先がないだけに、相当もどかしかったと思います。でもそんな日々を過ごすことで、「こんな状況だったからこそ精神的に成長できた」という人もいて嬉しかったです。この経験は次に生かそう。
という1学期が終わり、さて、短い夏休みが始まりました。高校3年の担任として、進路の話題を中心とした三者面談に追われる日々です。結構忙しい。でもそんな三者面談は、私は結構楽しいです。生徒が保護者の前で見せる表情や保護者との会話、「家ではこんななんだなぁ~」とか「お母さんと仲良しだ!」などという瞬間がとても楽しいです。そして何より進路達成に向けての今後の方向性が決まる瞬間が楽しいです。
誰しもが経験したことのないこの1学期を終えて、そして進路に向けて考えて動く夏を過ごし、高校生最後の秋を迎えます。集大成までもう少し。頑張れ高校3年生!私も担任として出来得る全てを注ぎます。
そして、一刻も早くこの事態が収束することを切に願います。
では皆様、よい夏休みをお過ごしくださいませ。