高校1年で創発学を担当している伊藤です。今高校1年が創発学として取り組んでいるのは「世界平和のために私は何ができる?」です。この崇高かつ遠大なテーマに生徒全員が挑んでいます。
これは、6月に国連とネットメディア・ハフポストが配信した「ハフポストLIVE 世界平和のために私は何ができる?」を視聴して、生徒各自が世界平和について何ができるか、アクションを考えるというものです。
配信されたLIVEの内容は、お笑いコンビのEXITの兼近さんと、「ブルゾンちえみ」から最近改名した藤原しおりさんが登場し、国連の広報の方を交え、このコロナ禍における社会や「お笑い界」の変化などを語りつつ、SDGsについて話題を広げ、そして、それぞれが考えた「世界平和のためにできること」を発表しています。
動画はこちらからご覧いただけます。(スタートから大きな音が出ます。ご注意ください)
くわしくはYouTube動画をぜひ視聴していただきたいのですが、これがとても興味深いものでした。普段メディアで見かける2人が社会の変化や「お笑い」の変化についてしっかりとらえ、それを自分の考えとして話している姿に正直とても驚きました。さらに、社会の一員としてSDGsや社会問題に関心を持ち、「笑い」を交えつつ真剣に自分の考えを述べていることに共感しました。なにより、こういう世代の人たちが作っていく新しい社会がとても魅力的に感じ、うちの生徒たちにとって、社会について考える良いきっかけになると考えました。さらに、兼近さんや藤原さんと同じようにそれぞれが「世界のためにできること」を」考えてプレゼンしたら面白いと思いました。
そこで、ハフポストのサイトで問い合わせ先を調べ、思い切ってメールを送って「できれば番組内で使用していた同じフリップのデザインをお借りできないか」とお願いしてみました。すると、いきなりの依頼にも関わらず、私たちの取り組みに興味を持っていただき、担当の方がデザインをすぐに送って下さいました。がぜん、気分は盛り上がります。画像は生徒たちがプレゼンの準備をしているものです。
さて、授業の方ですが、連休明け9月23日(水)の1時間目から各クラスでプレゼンを行います。どんなものになるか、私がとても楽しみにしています。
また、取り組みの様子をご報告できたらと思います。