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有川浩著『空の中』(オススメの一冊シリーズ)岩城先生(高3副担任・理科)

投稿日2021/8/21

 私がこの作品に出会ったのは高校1年生の時でした。学校の図書館でふと手に取って読み始め、次の日には読み終えてしまうほど、のめりこんで読んでいたのを覚えています。
 作者は映像化もされた「空飛ぶ広報室」・「フリーター 家を買う」などで有名な有川浩です。ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 自衛隊三部作と呼ばれる作品群の二作目に当たるこの作品は、タイトルの通り“空の中”を舞台に物語が展開されていきます。
 謎の航空機事故の原因を調べるべく高度二万メートルの事故空域へと飛び立つ生き残りのパイロットと航空機メーカー担当者。時を同じくして、謎の知的生命体と出会う事故遺族の高校生。2つの謎の先に辿り着いた答えとは… 

 壮大なSF映画のような作者の独特な世界観にのめりこむこと間違いなし。最近、本なんて読んでないなぁと思っている 活字が苦手な中高生でもサクサク読めるオススメの一冊です。

↓ 小説版の表紙です。KADOKAWAのHPのものです。

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