最近様々なサブスクがありますが、我が家も例にもれず利用しており、家に帰れば子供が歴代のポケモンや鬼滅の刃など何度も繰り返し見ております。授業中に聞いてみるとやはり多くの生徒が映画をみたりアニメを見たりと利用しているようです。というのであれば是非これを見てくれと、あるアニメを勧めしました。学校の先生がアニメの普及に加担するとはと賛否あるでしょうが、授業に関係してくるものであり、少しでも興味が広がるならアニメがきっかけでもいいかなと考えております。
今回の試験範囲は「免疫」でした。目に見えない世界の話しであり、覚える言葉もたくさんあります。名前は似ているのにはたらきが異なっていたり、逆に似たはたらきを持つのに一方は漢字表記でもう一方はカタカナ表記であったりと字面からはなかなかそのはたらきを想像することが難しい。そんな分野だからこそ「はたらく細胞」をお勧めします。
おっとりした姿ですさまじい殺傷能力をもつマクロファージや、子供ながらに傷口を塞ごうと一生懸命な血小板など授業で扱った細胞が擬人化されイメージしやすく、ややこしい名前でもすんなり頭に入ります。また様々なキャラクターがウィルスや細菌などの脅威から体内環境を守るために健気に頑張っている姿に感情移入して、複雑なしくみであってもいつのまにか覚えてしまう。実際にアニメを見ただけの小学生も「マクロファージはウィルスとか細菌の情報を伝えるんでしょ」などと言えるくらいに浸透力が大きい。
ちょっとした息抜きにアニメを見て、それでいて勉強にもなる。楽しく学べるコンテンツ。私の学生時代にもこんなのがあればもっと点数とれたのになと思います。アニメのおかげかどうかはわかりませんが、平均点がいつもより10点くらい高くなりました。
過去には『動物のお医者さん』で獣医を目指したり、『スラムダンク』を見て1年生の入部希望者が100人になったりと漫画の影響力は大きい。今回『はたらく細胞』で生物って面白いなと興味をもってくれたら楽しいなと思います。
ちなみに私は『はたらく細胞』全巻持っています。
※日本学園図書室にも「小説はたらく細胞」「はたらく細胞人体のふしぎ図鑑」があります。
気になった人は図書室または赤木先生のところにGO!
添付写真は日本学園図書室の検索画面です。日本学園図書室の蔵書検索はこちらです。
ぜひこの機会に活用してみてくださいね。