「日本学園の一番の自慢は?」と聞かれたら、「爽やかな生徒たちです!」と即答したくなるような清々しい一日でした。
5月30日(月)快晴の空の下、体育祭が開催されました。大雨で延期になったのがうそのように青く澄んだ空です。朝早くから、夏めく暑さです。早朝に集合し、校庭を整備してくれる体育祭実行委員の生徒たち!
ここ数年間、行事の決行が〝あたりまえ〟ではなくなった学校生活を過ごしてきました。感染症対策にマスクをしていても、心も体もワクワクが溢れているのが見て取れます。
いよいよ競技スタートです!高校1年生や中学生の「二人三脚」。結束バンドをしているとは思えないスピードで肩組み走る生徒たち!バンドが外れても、転んでも、一生懸命です!
初めての体育祭の中学1年生、拘束している方の片足で、器用に息をそろえてケンケン(!)でコーナーを曲がっていたペアもいました。少しでも早く走れるように、と練習のときに一生懸命工夫したのでしょう。感心しました。
高校3年生の「3人4脚」圧巻です。とにかく楽しそう!何をしていても楽しそう!
高校2年生の「蛇の皮むき」です。こちらもとにかく楽しそう!仲間と一緒にいるだけで笑顔が弾ける一日です!
在校生の保護者の皆さま・・・、この日はまた、ずいぶん汚れた体操着を持ち帰った生徒も多かったのではないでしょうか・・・。洗濯機前の下洗い・・・!いつもありがとうございます!
・・・こんな競争を楽しんでおりました。
「綱引き」に「イカダリレー」、バッドで防御ありの「玉入れ」も大盛り上がりです。
午前の最後は「中学ダンス」です。日本学園の“創発学”の一環として、体育祭で唯一、得点を競わない種目です。中学3年生がリーダーとなって曲・振り付け・衣装・入退場や配置を練り、下級生に教えながら創り上げます。
リーダーシップをとってくれた今年の3年生たちです。
中間試験を終えたその日から毎日一生懸命練習してきた光景も蘇り、全力ダッシュで入場して各配置についたあたりでもうすでに目頭が熱くなってしまう私・・・。
暑い中、一生懸命踊りました!終始ウルウルが止まらない大成功のダンスでした!
「力持ち№1」では、各クラスの代表1名が水の入ったペットボトルを持ち上げます。それだけです。ひたすら持ち上げ続けます。ただそれだけです。根性です。
こんなに地味な競技ですのに、毎年とっても盛り上がります。ただひたすら空へ向けて、高く上げた腕をキープし続けます。競技者たちのフル稼働忍耐と根性を、大盛り上がりで応援するクラスメイトたち!
学年が上がるごとの重くなっていくのですが、なんと今年の上位3名は中学生!
いずれも柔道部員でした。普段どんなトレーニングをしているのでしょう。すごいです。
どうしてそんなに持ち上げていられたの?とヒーローインタビュー!
3位 2年A組 T・M君「・・・いえ、練習不足です。悔しいっす。」
2位 3年A組 Y・N君「・・・筋力じゃないんすよ。根性」
1位 2年B組 Y・H君「腕をピンと伸ばすとずっと持っていられました!」
まだあどけなさの残る中学生たちのド根性に、拍手喝采でした!
一生懸命はかっこいいですね。一生懸命走って頑張って、抜かれても負けててもあきらめない姿を見ていると、一日中涙腺がゆるみっぱなしでした。
さて、保護者の皆さまには日頃より本校の教育にご理解・ご協力頂きまして感謝申し上げます。今年度の体育祭も感染症対策のため応援に来て頂くことができず、大変申し訳ありません。写真や動画をお見せできる機会を作れたら、と思っております。
また、暑い中生徒たちの写真を撮って回って下さった保護者の皆さまも、一日本当にお疲れさまでございました。いつもありがとうございます。
受験生と保護者の皆さま、6月12日(日)には小学生対象オープンキャンパス、6月18日(土)には高校入試説明会、7月16日(土)には中学校入試説明会を予定しております。
ぜひ、一度いらして下さいね。
豊かな自然あふれる日本学園、自慢の生徒たちが今日も爽やかに、伸び伸びと過ごしています。