現在教育実習が行われています。担任をした学年の卒業生がたくさん実習に来ており、若さ溢れる大学4年生が教壇に立ち奮闘している姿を見ているとこちらも初心に戻れる良い機会となっています。
私自身が教育実習したのは数えてびっくりもう19年も前のこと。ずいぶん前のことですが、今でも3週間の実習生活は鮮明に思い出すことができます。指導教官の先生から言われた、「あなたにとっては練習でも生徒にとっては本番だ。」「自由にやってよいけど、間違ったことは教えないで。」など、背筋がピンと張るような数々の言葉は今でも忘れることができず、今でも自分の中で指針となっています。
本気で教師を目指すなら・・・と指導教官だけでなく同じ科目を教えている先生方の授業も担当させていただき、3週間で30時間の授業をさせてもらいました。実習中は授業の準備に追われて目まぐるしい忙しさでしたが、担当の生徒達ともたくさんコミュニケーションをとることができ、今振り返ると苦しさよりも楽しい思い出がたくさんよみがえってきます。
私にとっては教員を目指す覚悟が決まった3週間の実習。現在奮闘中の実習生にはどんな実習となっているのでしょうか。何かを見出し、何かをつかんで一回り成長してほしいと願うと同時に、目指す若者が減っている教員という仕事が少しでも魅力的に映ることを切に願っています。
実習も2週目スタート。頑張れ実習生!