期末試験が(まもなく)終わり、これから高2は修学旅行に出かけます。
生徒たちにとって高校生活のハイライトとも言えるイベントなわけですが、今年の生徒たちの修学旅行への思いは例年以上に強いように感じます。
中学時代の修学旅行が無くなってしまった人が多い世代です。「最初で最後なので絶対行きたいです」と言っている生徒もいました。
新型コロナウイルスの流行はなかなかおさまらず、状況は予断を許しません。
出発直前に自分が感染してしまった場合はもちろん行けないとして、周りの人が感染して濃厚接触者になった場合も行けなくなってしまいます。
自分ができる感染予防を一生懸命しながら…人事を尽くして天命を待つしかありません。
今回の修学旅行は新しい試みとして、1日、グループでの自主研修を組み込みました。
「沖縄の生物を調べたい」「フルーツや植物を調べたい」「文化を調べたい」「戦争や基地問題を調べたい」…など、自分たちで好きなテーマを決めて、どこを回るかプランを考えるのです。
私が知らない施設やお店を見つけてきたり、思いつかないようなプランを考えてきたり、(あとは地元で評判の食事処を見つけてきたり)と驚かされました。また、普段の授業や行事以上に楽しそうな雰囲気でプラン作りをしているのがとても印象的でした。
私も出発の準備として持っていく書類をまとめたりしているところなのですが、彼らが作った計画書を見ていると、何とか皆行かせてあげたいなあと思います。
修学旅行に行ける予定である、ということに感謝しつつ、無事に行って、無事に帰って来られることを願うばかりです。