中学3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
日本学園中学校に入学してから、あっという間に3年が過ぎてしまいましたね。みなさんとの思い出やはり数学の授業。中学生になり算数から数学に切り替わる中で苦手意識もあったかと思いますが興味関心を忘れることなく頑張ってくれたこと、諦める瞬間があっても、また頑張ろうと切り替えてくれたこと、本当に感謝です。短く限られた時間でしたが、みなさんと明るく・楽しく授業をすることができました。ありがとう。
そして、一番の思い出は行事。コロナ禍の入学で、入学式も遅かった皆さん。学校にも慣れない中で始まった文化差の代替えの動画発表では、自分たちで、企画・構成を行い、とても素晴らしい動画を作りましたね。1年生のうちから動ける人が中心になり皆をまとめる姿は本当に素晴らしかったです。「怖いよ~」は忘れられません。研究論文でも自分たちの将来をしっかりと見据え堂々と発表してくれました、オーストラリア語学研修でも不安な顔をしながらも「失敗を恐れずに頑張ってきて!」という私の話に「はい!」と答えて旅立つ姿にこの3年間の成長を感じました。帰国の際には「もっとオーストラリアに居たかった」の声が沢山あったという話もあり、これからのみなさんの活躍がより一層楽しみになりました。
そんなみなさんも、それぞれの目標に向かって、次のステージに進んでいきます。恐らく甘えられる環境もここまでになると思います。自分の道は自分で切り開く!高校生になっても、大人になっても、創発してほしいと思います!応援しています!頑張ってください!
1年生、2年生のみなさんも中堅学年・最高学年と次のステージに進みます。1年生も2年生もとにかく元気の良さがウリですね!みんなで一致団結して自分のクラス、自分の学年、自分の学校とテリトリーを広げて物事を考えてほしいと思います。特に中学2年生のみなさんは高校1年生の0(ゼロ)学年になります。高校生になるイメージをもって中学3年生になってほしいと思います。1年生は2年生の背中をしっかりと見て、様々な活動においてどのように動いているのか、そして、自分が3年生になったときにどうあると良いのかを考えながら生活してほしいと思います。
数学を勉強する中では答えが出ることが非常に多いですが、みなさん一人ひとりの「自分らしく生きる」の答えは正解がなかなかないものです。答えを創り続けることを止めずに前へ進んで欲しいと思います。そして、常に今の正解を教えてほしいなと思います。