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職員室リレートーク

「充実した明るい『人生という名の1日』を」竹田先生(高3担任・数学科)

投稿日2024/3/12

 この3年間、内進生は6年間、日本学園での生活はどうでしたか?少し振り返ってみてください。女子がいない、建物が古い、トイレから異臭がする…などなど、おそらく途中から気にも留めなかったと思います。そんなことが気にならない程度には充実した高校生活ができたということです。
 日本学園を卒業するということは、新しい世界の幕が開けることと同義です。日頃から『早く出ていってくれ』と公言しているのは、卒業生の皆さんがそれぞれの新しい世界で躍動できると思っていて、それを楽しみにしているからです。高校生活で得た学びを活かして、もっと大きな世界で活躍してください。もし、今日の食べるものにも本当に困るくらい追い込まれたら日本学園に来たらいいです。飯の1つや2つくらい喜んで食べさせます。困窮に至った経緯を爆笑しながら聞くかもしれませんが、逃げも隠れもしません。

 話は変わりますが、日本人の平均寿命を元に人生を1日に換算すると、卒業生のみなさんの人生の時刻は現在午前5時20分くらいです。つまり、みなさんの人生はこれから夜明けを迎えるところです。大学に進学をして卒業するとき、その時計は午前6時40分くらいになっています。起床して仕事に行く時間が社会に巣立つ時間と重なります。『人生という名の1日』は人それぞれですが、みなさんが充実した明るい『人生という名の1日』を過ごしてくれることを心から願っています。

 ご卒業おめでとうございます。

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