5月23日(木)、24日(金)に中学2年生は明治大学和泉キャンパスを見学しました。2026年からの明治大学付属校を意識してか、事前学習では、生徒たちの和泉キャンパス見学への高いモチベーションが感じられました。
当日は、日本学園から明治大学まで友だちとの会話を楽しみながら向かっていましたが、いざ明治大学の正門を通ると、生徒たちの顔が少し緊張した表情に変わっていきました。
まず、図書館ホールで全体のオリエンテーションが行われました。その後、数グループに分かれて、明治大学の学生たちの説明で各施設の見学が始まりました。私たちのグループでは図書館を最初に見学し、ラップトップの貸し出し方法や学生証の活用の例などが紹介されました。
施設内には私語厳禁のエリアがあったり、休憩エリア、ゼミ等で使用する部屋があったり、生徒たちは、実際に図書館を利用している大学生たちを横目に見ながら、学生の説明を聞き逃さないよう真剣に聞いていました。また、グラウンド、体育館や学食(カフェテリア)など、生徒たちが身近に感じる施設の紹介になると、生徒たちは目を輝かせて施設を覗いていました。ラーニングセンターでは自主的に学習するスペースやゼミなどの部屋があり、実際に授業をしている様子を見ることができました。7階には世田谷の景色を一望することのできる場所があり、生徒たちは見学の合間にリラックスしながら青空の広がる景色を楽しんでいました。
その他メディアセンターを見学し、最後に図書館ホールに戻り、大学生の方々との質疑応答が行われました。生徒たちは、学生たちが語る、様々な大学生活の内容に盛り上がっていました。
“Information is not knowledge. The only source of knowledge is experience.”
Albert Einstein
(情報は知識にあらず。知識とは唯一経験から得られるものだ。 アルベルト・アインシュタイン)
ドイツの物理学者であるアルベルト・アインシュタインの言葉です。彼は相対性理論を証明したことで有名で、それまでの物理学の認識を根本から変え、「20世紀最高の物理学者」とも評されました。また、彼は光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によってノーベル物理学賞を受賞しています。
「情報をただ収集して蓄積しているだけでは知識とは言えない。経験を積み重ねることで、はじめて知識を得る事ができる。」
生徒たちがこの時期に明治大学を見学したことは、将来の大学生活を意識するために非常に効果的であったと思います。これからも自発的に行動し、様々な経験を通して得た知識を自分自身の宝にかえてもらいたいと思います。
また、その経験が彼らにとって何かしらの目標に繋がると嬉しいです。