移行期間から完全な衣替えとなり、夏服を着ている生徒たちを見て季節の移ろいを感じています。5年前に教員として日本学園に来たとき、生徒たちが制服をきちんと着れていることが印象的でした。一昔前に流行った腰パンなるものをしている生徒は一人もおらず、中学生であってもきちんとネクタイを結べていることに驚きました。
しかし普段から制服をしっかり着ている皆さんを見ているからこそ、さらに美しく制服を着こなすことができるのではないかと感じています。スーツと制服は違うかもしれませんがこの6年間で制服を通じて見識を深めましょう。
靴下の長さや色、靴の種類や色、校章、タイピンといった身に着ける物に関して、ワイシャツの種類やネクタイの結び方の種類、アンボタンマナーなど知識に関して、まだまだ多く意識できるポイントがあります。私は座るときにボタンを外し、立つときにボタンを自然につけている人を見るとかっこいいなと思います。
みんな同じ制服だからこそ、本当に着こなしている人と着こなせていない人の差が見えます。姿勢や立ち振る舞いも含めて服を着こなそう。