夏休みも残すところあと1週間です。
高校3年生はこの夏にどれだけ頑張れたかが今後の進路を大きく変えていきます。そのまとめの時期に差し掛かりました。以下の3点は確認しておいてほしいと思っています。
(1)日々の学習に目標を持って取り組めたか。(学習の総量は把握していたか)
(2)自分自身の力(どれくらいの時間でどれくらいの学習ができるか)を把握できているか。
(3)自分の自由にできる時間はどれくらいか。
これらは9月以降の学習計画にも必要な考え方です。
合格は天から降ってくるものでも、宝くじのように「当たる」ものでもありません。
合格は掴み取るものです。
「なんだかよくわからないけどとにかく頑張った」では掴むことはできないものなのです。
「合格するべくして合格する」これが本来の姿なのです。
大切なのは、自分の立っている場所から目標を見定め着実に歩を進めている実感です。ふわふわした感覚でもいけませんし、闇雲に突っ走って苦しんでいるのでもいけません。具体的に自分を把握することが目標達成につながると心得ましょう。
こんな考えがあるので、受験はただテストでパスするためのテクニックを試されるものではなく自分の生活・学習をしっかりコントロールすることも含め「人間力」を試されるものであると捉えています。受験を利用して一回りも二回りも魅力的な人間になってほしいと思いながら、日々小言を高3の皆さんに言っていたりします。
泣いても笑っても受験(センター試験)までの日曜日は残り21回です。(中学入試は+2回、高校入試は+3回ですね)そこまでの道程を具体的に思い描きながら全力で歩んでいきましょう。「苦しいときは登り坂を登っている時。自分の力も上がっているのだ」と思いながら頑張っていきましょう。私もともに歩んでいきます。