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「学園祭つれづれ」 宮崎先生(高1副担任・国語科)

投稿日2018/10/8

 学園の柔道場の前に金木犀の大樹があり、毎年この季節になると清々しい香りをあたりに漂わせています。普段は、ひっそりと控えめで、そこに在るとも知れない金木犀ですが、さすがにこの時期は、その存在を主張し、猛暑の夏が終わり、季節のページがめくられたことを私たちに教えてくれます。

 丁度金木犀の花が満開になるこの時期は、AO入試の真っ最中。AO受験生は、この香りの中で面接練習に追われます。一般受験をする生徒の気持ちも、学園祭が終わると受験モードに切り替わり、本格的な受験勉強が始まります。やがて彼らが大学生になった頃、この香りとともに受験勉強を思い出すのでしょうか。

 本校の学園祭だけではないのかもしれませんが、多くの卒業生が学園を訪ねてきてくれます。今年も、結婚して子ども連れの社会人やおしゃれに目覚めた大学生など、懐かしい顔に出会いました。卒業生が、気軽に一人でも立ち寄ることのできる「心の産土(うぶすな)」であり続けたいものです。

 《川柳5句》

○木犀の 香りが運ぶ AO入試

○木犀の 香りの前で にぶるラン

○学園祭「僕を見てよ」と卒業生

○学園祭 受験生活への ひと区切り

○学園祭 授業の君とは 別の顔

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