40℃に迫りそうな猛暑でした。暑いほど記録が出ると陸上競技では言われますが、今大会はまさにその通りで、この競技会が全日本中学陸上競技選手権大会の標準記録突破指定を受けていることもあるでしょうが、中3男子100m決勝では決勝進出者8人全員が全中行きを決めるなど、例年よりも全中標準記録突破者が多い、ハイレベルで熱い闘いが繰り広げられました。
中2の北尾君は、昨年のこの大会では準決勝に進出したこともあり、今年も準決勝には絶対に進むと意気込んでいました。しかし、スタートダッシュでのミスが響き、自己記録を更新しましたが上位24人の準決勝に進出できませんでした。見るからにミスをしたレース展開だったにも関わらず自己記録を更新できたことを前向きに捉え、二週間後に行われる全日本通信陸上競技東京都大会でリベンジを果たすため、しっかり調整していこうと確認し、前を向いてまた一歩踏み出しました。以下、北尾君のコメントです。
【7月7日(日)晴れ】
「中学2年男子100m予選」
1組3レーン 中2北尾 11秒93(+0.5)(組4着)自己記録更新 予選敗退
中間走で脚の前さばきを意識して最後までしっかり走りきることを考えていました。しかし、いつもより緊張していて何もできずに終わってしまった感じで悔しいです。動画を見るとスタートダッシュから前傾姿勢を保てず、体をすぐに起こしてしまい、加速が乗りきれていませんでした。何とかラスト30mでまくることができたのは前向きに捉えたいです。前さばきばかり意識していて一次加速が頭から抜けていたので、二週間後の通信都大会では、スタートダッシュでしっかり前傾をしながらグイグイ加速して後半につなげる走りをしたいです。練習ではジャンプやスキップ系のトレーニングで地面を押して反発する力を前進する力に変える意識をしっかり持つようにします。