3月3日(日)午前中は中央大学プール、午後は上柚木陸上競技場にて実施された東京都の認定記録会に高校生3人が参加しました。このJTU公認の認定記録会は各都道府県で開催されており、ジュニアのエリート選手認定を受けるための大切な大会です。ジュニアだけではなくもちろん大人のエリートもこの記録会が重要であるため、まずこれに参加するための申し込みが大変です。今回ももたもたしていた部員たちは申し込みができませんでした。つぎは5月3日(金)GW中にあります。既に申し込みが始まり80名ほどまで来ていると聞きました。早く申し込みましょう。
さて、当日はあいにくの雨。まずはスイムの400mです。毎年テストあけのためテスト中も少しでも泳いでおかないと感覚が鈍ってしまいます。勉強とランを頑張った本木はスイムのタイムを残念ながら落とし、最近益々やる気を出した山口といつも泳いでいる福島が大きくスイムのタイムを短縮しました。
ランはかなりの雨が降るコンディションが悪い状態。寒くて仕方ありませんでしたが、アップもやりにくい状況の中で3人とも決して満足いく記録ではなかったようです。ですが、結果としては東京都のジュニア指定においては福島がにちがく初のA指定、山口がランクアップしてB指定、本木がC指定のままということになりました。
山口はもともと泳ぎがきれいで久しぶりの4分31秒台。まずは25秒を切ってスイムのJTU基準を軽く越えてほしい。いよいよ3年生にもなり、大学のことを考え始め、JTU強化選手になることが大学進学にも繋がることをいい動機づけにしています。山口はあとはやる気が持続すれば絶対できると思います。
本木はランの途中足を痛めて歩いたにもかかわらず、きちんとフィニッシュしました。寒さのせいで参加を取りやめたり、途中で棄権してしまう大人もいる中で本木は最後までやり遂げた精神力が高く評価できます。足が心配で途中でやめてもいいことを伝えましたが、最後までやり遂げました。この強さが競技力へ時っとつながると思います。
あとは、1人だけ提出した福島の感想で報告といたします。あとの二人はしっかり振り返りましょう。
高2C 福島旺
今回の記録会では、jtuのジュニア強化B指定を目標にしていたため心持ちの良い状態で臨むことができました。スイムでは、4分8秒を目標に練習してきましたが、結果は2秒速い4分6秒で泳げて、しかもeven paceでとても良い内容になりました。ランでは、雨が降っている中でしたが、その時の実力を存分に発揮できたと思います。ただスイムが良かっただけに雨でタイムを邪魔されたのは悔しかったです。また、最初の入りが3分を切るペースで飛ばしすぎていたので、タイムを細かくチェックして無駄な体力を使わないように気をつけたいです。
>>>スイムがもっと速くなりたいと中学から通っていたスイミングクラブに毎日通いなおし、ついに結果が出ましたね。ベストを5秒近くも更新したことは素晴らしいです。今回の感覚を忘れずに最後の高校生の大会で、爆発できるベースを作りましょう。ランについてはスイムのような even pace が取れるだけまだうまく体に身についていないようです。ランは速いペースでの even pace ができるように練習を積みましょう。日曜日には東船橋サイクルショップ・ZUNOWの練習会にも参加してくれました。トップチームに後半から入り、ちぎられたようですが、そこで粘れる脚力と技術をあと1ヶ月で何とか身につけましょう。
日本トライアスロン連合の強化指定基準を突破したのは福島だけでした。福島は今回スイムで4分6秒台を出したことで3月17日から24日まで宮崎で行われるU23の強化合宿に招聘されました。
詳しくはこちらです。
http://www.jtu.or.jp/news/2019/190314-1.html
次に福島が目指す大会は次の通りです。3位まで入賞できれば次の韓国に行くことができます。
http://www.jtu.or.jp/news/2019/190307-1.html
話は変わりますが、この2月にトライアスロン部の第1回保護者会が開催されました。卒業生の保護者も集まり、今後保護者として部活をどのようにサポートしていくかという話し合いがありました。
顧問としては大変ありがたく思っております。選手と顧問だけではなく、保護者とともにトライアスロン部の目的である「喜びを分かち合い、感動を共有」していきたいと思います。