2019年度も東京アスリート認定制度によって認定された高校3年福島旺が、ASTCアジアカップ村上・ASTCアジアカップ大阪城大会に出場しました。
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9月15日(日) 新潟県村上市瀬波温泉街特設会場
距離:オリンピックディスタンス (スイム1500m、バイク40km、ラン10km)これはいつもジュニアの倍の距離となり、オリンピック正式距離です。
スイムは1周750mを2周回で一度浜に上がります。スタートはロープを持ったフローティングスタート。およそ70名の選手が一斉にスタートしたことでバトルに飲み込まれてしまったようです。
バイクは海岸沿いをひたすらまっすぐ行って戻ってくる1周回の40km。テクニカルな要素よりも、脚力の勝負。スタート直後の坂、およそ3kmほど行ったあたりの坂。そして折り返しから戻ってきたときに登りが多くなる苦しいコースでした。集団が大きくなり、何とか食らいついて行けました。
ランは町中を走る変形2周回コース。東京都トライアスロン連合の強化練習会でお世話になった平野コーチの背中を追って走り続けました。
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今回は調整ではありませんが、1週間前から3種目の距離を落として臨んだレースでした。スイムでは、スタートから出遅れ、前に出ようとしてもフィジカルで負けて、なかなか順位を上げることができませんでした。また、最初のスピードが周りより遅くスイムの欠点が浮き彫りになりました。得意種目なため軽視してきましたが、ある程度のスピードの維持が全くできてなく、1500mを泳ぎ切れる身体ではなかったため、自分よりも泳力が無い選手と一緒に上がる状況になりました。バイクでは、引ける選手と引けない選手がいて、段々引かない選手も出てきて集団としての機能が失われてスピードの上下が激しく、引いてない選手の分も回っていたため体力が削られる結果となりました。今回は機能させようとしてる選手がいなかったので、あまり学べなかったですが、実力がついてきたら自分で集団をコントロールできるようになりたいと思いました。ランでは3000mまで全く走れず、バイクで同じ集団だった選手は全員前に行ってしまい、40kmを漕いだ後の走り出しに課題を感じました。3000mを超えたあたりからは、良い動きで走れていて何人か抜かすことができたので、バイク後のランを意識して練習していきたいと思います。アジアカップでは、スタンダードの完走は初めてになり、順位も全然ダメですが、次に繋がる良いレースだったと思います。
>>>スイムは自分で何とか課題を克服できるでしょう。バイクは経験です。新人として周りの目は厳しいですからきっとスピードの上下で振り落とそうとしたのでしょう。脱落せずにきちんとついて行けたことはよかったですが、狙い通りに体力を削られてしまったようですね。ランは確かに前半がなかなか来なくて驚きました。最後に平野さんに追いつけると思っていたのに師匠を抜けなかったのは残念です。次に成長した姿を見せてあげましょう。
9月22日(日) 大阪府大阪城特設会場
距離:スプリントディスタンス(スイム750mは大阪城のお濠を泳ぎます。水着の中まで緑になってしまったようです。バイクは公園内を5周回。スイムアップからトランジションはそれなりにスムーズでありましたが、第3パック程度に位置していた。その後第4パックを形成し、元五輪日本代表の山本選手とバイクを回すことになったことは大きな経験になったと思われる。ランは粘りの勝負。日本体育大学の先輩になるライバル甲斐選手に追いつくことはできなかった。前日のコース下見では先輩たちにやさしくしてもらえて非常にありがたかったですね。
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日本選手権前の最後のレースだったので、スイムを先頭集団で終えることを目標にしましたが、もう一段階上のスピードとブイ周りのテクニックが劣っていたため思うような展開にはならなかったですが、良い経験になったと思います。バイクでは、乗り出しで躓いて集団を1つ逃してしまったので、しっかり前を見ながら乗れるように練習したいです。また、後半になると、前から落ちてきた外国人選手を吸収して、今までよりも楽に走ることができると思っていたら、その選手のコーナーの曲がり方が下手で余計に体力を消耗してしまったので、コーナー前で自分の前に出させないコントロール力を身につけていきたいと思いました。ランでは、先週と同様、最初の3000mまでに課題が残りました。先週と今回のレースで見つかった課題をできる限り多く改善して、日本選手権で自分の力を発揮できるようにしたいです。
>>>選手が70名となる中でのダイブスタートは圧巻ですが、バトルが大変。すぐ抜け出したように見えましたが、実際は相当のぶつかり合いがあったようです。マウントラインで見ていましたが、乗ってからの漕ぎだしが遅くなってしまった点がミスでした。ギアの選択も十分だったはずなのに前の人の障害もあり、すぐいけなかったことは残念。今度は飛び乗る位置も考えざるを得ないですね。ランは暑い中よくかんばりました。
また、最近ニュースになりましたが私自身も知らなかったのですが、日本学園トライアスロン部が日本トライアスロン連合の認定する強化拠点Dとなりました。
今までは強化クラブでした。何がどう変わるのか確認中です。
強化拠点の記事
日本選手権の予定 お台場海浜公園 ゆりかもめお台場海浜公園駅からすぐ デックスビーチでスイム開始
男子スタート 11:00
日本学園の幟を持った部員の集団がいます。一緒に応援しましょう。
スタートリスト 福島のレースナンバーは58人中38番です。
アスリートガイド こちらにコース、スケジュールが記入されています。