7月2-3日に宮城県仙台市七ヶ浜特設会場において第24回U19日本ジュニアトライアスロン選手権(2022/仙台)(JOCジュニアオリンピックカップ)が開催されました。昨年から続く新型コロナウィルス感染拡大防止措置で開催がどうなるか心配しておりましたが、今年度はU23と同時スタートで開催が決定しました。当然大学生と合同となって最大人数70名に限定されるので、まず出場するのが困難です。U19参加基準は基本的には同じであり、記録会新基準20級以内となり、人数が埋まらない場合は22級まで受け入れることになりました。U23も同じ基準であり、70名にどれだけ入ることができるか不安でした。男子はにちがくから5名が参加できました。OBでは福島・山口が出場です。男子は20級までが4名、Morisuは当初ウエイトリストでしたが、2週間前に繰り上がり出場が確定しました。
距離はスプリントディスタンス(スイム750mバイク20kmラン5km)で、スイムは波やうねりがあり、バイクは緩やかなアップダウン、ランは激しいアップダウンがありとてもタフなコース。全体で70名が横一線になったのは今までのU19大会では経験がなく、出場者のほぼ全員が海に向かって左に位置することに。番号の若い方から近くを選択するので仕方ない。スイムトップグループには入れず、本木・山下は第4パックに下田は第5パック。第4パックの本木・山下はその集団を中心になって先頭交代し、第3パックからこぼれる選手を含めながらほぼ第3パックになるくらいまで詰める。下田は折り返しUターンでチェーンが落ちるミスが出て後退。加藤はスイムの遅れからほぼ単独走で頑張り最終的には下田を吸収してバイクを終える。スイムの苦手な小山はスイム最終になることはなく、バイクで後ろから来る選手とパックを形成することができれば望みもあったが、あいにくパックを形成できず2周でLAPとなる。
ランに移ってそれぞれ健闘していたが、トップグループと同じくらいのランラップを刻めているのは本木と山下のみでそれでも30秒程度の差がある。最終的にはスイムの差が結果になっているため、スイムの実力を上げて来年の入賞を期待する。
リザルト
https://www.jtu.or.jp/result/?event_id=141&program_id=141_2
Cloud(9位)
今回は一年で一番大事な大会で個人的に良かったレースだと思いました。
スイムではオープンウォーターが得意なのでうまく前まで行くことができました。プラスで余裕を持ってバイクにつなげることができました。
バイクでは2人で前に追いついて前には追いつけないと思ったので前と同じくらいで走りつつ楽にこぐことを意識しました。あまり力が入らなかったのでバイクもしっかりやります。ランでは自分が思ってる以上の走りができました。上りと下りのあるコースだったけど足も意外に進んで満足のいく走りができました。トランジションではイメージトレーニングをしていたので7秒くらいで終わらせられました。これからそれぞれの種目でもイメージトレーニングをしっかりしてどういうレース展開にするかなど考えていきます。高校生選手権までももう少しなのでバイクをしっかりこげるパワーをつけていきます。
>>>>>確かにオープンウォーターはうまい。さらにスイムのスピードそのものを上げると次の世界が見えてくる。得意のバイクで集団をうまく利用できるようになったことが大きな収穫。そのあとのランニングが粘れるようになったことで上位に食い込める可能性が大きくなった。
Ryo
この大会はジュニアオリンピックの位置付けでもあり、自分はもちろん、周りの同世代の選手も、1年で1番大事で1番目標としていた大会でした。
スイムでは、苦手なオープンウォーターで、思ったような泳ぎが出来ず前と離されてしまい、バイクスタートの時には、自分が思い描いていた順位よりも下にいました。
しかしバイクでは、120%の力を出すことができ、集団を操りながら順位をあげることが出来ました。
ランでは、1周目で普段よりペースを大幅にあげてスタートしました。ですがアップダウンが激しいコースだったのでなかなか順位はあげることが出来ず、2周目で失速してしまいまいました。
全体的な順位は16位となったのですが、自分が目標としていた順位よりも低く、自分が考えていたレースプランを実行することが出来ませんでした。この大会で気付いた現在の実力・改善点を、次の高校生選手権に向けて調整していきます。応援ありがとうございました
>>>>>目標は確か10位以内だったはずです。上位者には大学生も5名いてそれを差し引いて考えてみてもいい。確かにオープンウォーターには苦手意識がある。きっとブイに向かってまっすぐ泳いでいない、人より多く泳いでいるのでしょう。Cloudとは400mでおよそ20秒違う。750mなら40秒くらいRyoが速く戻ってきてもいいはずなのに、逆にCloudよりも8秒遅れた。夏休みのオープンウォーター練習に積極的に取り組もう。
Yuto
今回の大会はふがいない結果になりました。スイムは400mのベストタイムからするともう少し上の順位で上がることはできたと思いますが、OWが苦手なため思ったよりもよくなかったので練習したいと思いました。バイクは初めてレース中にチェーンが外れて大きく順位を落とす形になりました。そのままずるずる落ちていって、全然だめでした。その事がないようにしっかり準備していきたいと思います。高校生選手権もしっかりと頑張っていきたいと思います。
>>>>部の中ではスイム750mを一番で上がってきましたが、400mプールのタイムから行くともう30秒以上前にいてほしい。バイクの立ち上がりは力が入るので、カーブの前から少し重めのギアがいいと思うが、つい変速するとチェーンが落ちてします。原因を探求しておこう。
Ryunosuke
まず初めに、今回大会を開催して頂きありがとうございます。今回は、今年1番の大会〈第24回日本U19トライアスロン選手権(2022/仙台)/JOCジュニアオリンピックカップ〉に出場してきました。結果は36人中29位。スイムは、高校生で後ろから2番目と大きく出遅れ、バイクは単独走となり後ろから5番目でフィニッシュ。ランは登り坂が沢山ありキツい中でも自分なりにいい走りができて、1人を抜かして29位で今大会を終えました。
全体を振り返ると、やはり課題のスイムで大きく遅れてしまったことが、順位に繋がってきたと思います。バイクランはしっかり走りこなせたので良かったです。また、前回の課題の栄養面でも、ボトルの中身をアクエリアスに+αして、対応した結果ランで足がよく動いたので良かったです。
高校生選手権まで残り3週間。今まで怠って来てしまっていたスイムに力を入れ、デュアスロン練習を増やして高校生選手権までに仕上げていきたいです。今まで以上の応援ありがとうございました!本当にとても力になりますし、やる気にも繋がります!これからも、応援よろしくお願いします!
>>>>バイク以降は1人でよく頑張ったと思う。非常にタフなコースで暑さもあるので集団でないと辛い。栄養対策が良かった。良かったことを次につなげよう。スイムは言うとおり。一定のペースで長く泳ぐ練習が必要かも。ペースを上下させたり、短いのは得意なのに長くなるといまいち実力が発揮できていない。
Morisu
僕は、まず、U19の基準である22級を取ることが必要でした。そのために、記録会で頑張りました。22級を取れましたが、70人の制限があったためスタートリストには入れず、最初はウェイトリストになってしまいました。JTUから繰り上げの連絡が来て、繰り上がることができました。繰り上がれて嬉しかったです。
今回の会場は宮城県の七ヶ浜町というところでした。スイムのスタート前に選手全員で東日本大震災への黙祷をして、それから選手1人ずつ名前を呼ばれました。とても緊張しました。 そして、スタート台に上がったら、すぐに合図でスタートして海に思いっきり飛び込みました。始めは前の選手について行けました。それでも、泳いでいるうちに後ろから来る選手にどんどん抜かされて行ってしまいましたが、スイムを上がったのは最後ではなかったです。スイムはブイを上手く回れたのも良かったです。
エリート大会のトランジションエリアは個人専用のバイクラックがあって、ネームプレートはかっこよくて記念になりました。トランジションはもっとタイム短くする必要がありました。そのためにはバイクに飛び乗りをする必要があります。これをすることで、20秒ぐらい縮めることができると思うので次回の大会では頑張ります。バイクでは、始めの所で、スピードを上げすぎてしまい、坂では体全体に力が入っていて、そのため、ギアも少し重かったです。バイクは2周目の終わり近くで先頭の選手に抜かされてしまい、ラップになってしまいました。これは辛かったです。バイクの反省はこれから、ケイデンス100回転で回して、ギア比も重すぎず、軽すぎずにして、坂の練習をたくさんします。
今回はたくさんの人に応援して頂いてありがとうございました。ご期待に応えられず、すみませんでした。 次回は完走を目指します。宜しくお願いします。また、U19を実施して頂いたことに感謝します。ありがとうございました。
>>>>中学1年の頃から見れば本当に劇的な進歩です。スイム400m7分くらいかかっていたのに今では5分35秒くらい。努力の成果です。出場できたことが本当にすごいことでした。まだまだ進歩できる余地がたくさんあります。次に期待します。