11月27日(日)日本サイクルスポーツセンターにおいて東京都高体連主催自転車ロードレース新人大会が開催されました。
この大会で8位までに入賞すれば3月13日大分県オートポリスで行われる「令和4年度全国高等学校選抜自転車競技大会」への切符を手にすることができます。ここの8名の枠は全国の高体連の登録人数により配分されます。ちなみに埼玉県は9名でさいたまクリテリウム国際大会の影響もあるのか自転車競技が盛んです。
結果を先に言えば3名の選手が8位以内に入り、トライアスロン部としては初めて全国大会出場の快挙です。
大会は1周アップダウンの激しい5kmコースを8周回する合計40kmで実施され、8位選手が含む集団から5分以上遅れるとカットされます。にちがくは7名出場し、5名完走(東京都で完走は20名のみ)でした。スタートはシード選手9名が1列目に整列できますが、そこに3名にちがくトライアスロン部が入っていたのは初めてでした。
高校2年
本木蔵人(東京都5位)
山下龍(東京都7位)
高校1年
筒井和(東京都8位)
の3名です。
あとは選手からの感想で報告とします。(感想文提出順)
Yamato
僕は4月の都総体の予選で実力不足でとても悔しい思いをしました。あれから半年ぐらい経って同じ場所でレースができるので必ずリベンジしたいと思い走りました。今回は集団の前方でレースを展開することだけを意識しました。結果は8位で全国の出場権を獲得するとこができました。練習した力を発揮できてとても嬉しかったです。でも先頭とはまだ差があるので3月までにもまた強くなりたいです。
>>>>4月に入学したばかりで4月のレースでは実力を十分発揮したと思いますが、先輩と比べて力のなさにショックを受けていたことを知りました。登下校のバイクもずっと継続しており、人一倍努力していた成果が出ました。おめでとう。登下校では気を付けてください。安全第一です。
Cloud
今回は自転車の新人戦に出場しました。シードだったので前でスタートできたのですが落車が怖くて後ろに下がりました。後ろも落車に巻き込まれるリスクがあったのですが無理に前にでてもと思って後ろにいました。結構ずっとに後ろにいたので中切れが起きたことに気づかず先頭集団で走ることができませんでした。でも最終的に5番でゴールできたので満足のいくレースだったと思います。次は課題を解決するために周りをしっかりみて走りたいと思います。
>>>>1周目から前に2名出ました。そこについていった方が落車のリスクは少なかったと思います。まだ集団を自分でコントロールするだけの実力はありませんが、確実に人についていくだけの技術と体力はあります。スピードの上げ下げに対応できる実力をつけて全国では終始前で動くようにしましょう。
Morisu
自分は今回初めて、高体連に出場しました。今回は4周目でカットされてしまいました。今回の反省点をしっかりと改善して、次回は完走できるように頑張ります。まず、良かった点は一定の回転数で走れたことと、自分とペースがほぼ一緒の選手を見つけて走れたことです。一定の回転数で走れたことは前の選手の回転数を意識してそのペースに合わせて走ると、自然と同じぐらいのペースになるので、凄く走りやすかったです。自分はスタート後に後の選手に抜かされていき、一緒に走れる選手がいるか不安になりました。自分がペースを上げてみると、ほぼ一緒に走れそうな選手が2,3人いました。その選手と一緒に走ってみると、少しスピードが上がりました。このように良かった点は次回の大会では更に良くなるようにします。改善点は、姿勢をより低くすること、登り坂でペースが落ちていたこと、下り坂のときにブレーキをかけ過ぎたことです。まず、姿勢は上半身の位置が高くて抵抗になってしまいました。これは下のハンドルを持つようにして走れるとより抵抗が少なくなると思いますので姿勢を低くすることを改善します。次に登り坂です。登り坂はペースが落ちやすいです。ギアの調整不足と、脚の使い方でペースが落ちていたと思います。 これらは普段練習のときに意識していれば改善できることだと思いますので、必ず練習メニューに入れて練習します。最後に下り坂です。下り坂ではブレーキのかけ具合にスピードが大きく崩れていました。これにより下り坂は、スピードを維持したまま、どの角度で入って走るかをよく確認しておく必要がありました。下り坂は速いスピードをどれだけ維持できるかを確かめられる場所なので、角度をしっかりと把握して走ります。今回は高体連を実施して頂いてありがとうございました。良い経験となり、充実した競技が出来ました。次回は完走を目指しますので宜しくお願いします。
>>>>土曜日のよみうりランド登坂練習の時に用事があるなどで回数が少なかったと思います。このコースは特に登りと下りしかないコースで、技術力が問われます。回転数については改善が見られたので、これからもっとギアチェンジを工夫して練習しましょう。
Ryo
この大会で7位という成績を残すことができ、3月に大分県で行なわれる全国大会への出場権を獲得することができました。
良かった点は、カーフスリーブを着用してふくらはぎの疲労を減らせたこと、4周目の登りで千切れずに8位までの集団に残れたこと、ボトルの水を多く入れたことで下り坂が優位になったことと、レース後半まで水分が足りたこと、全体を通して悪くない位置をキープできたことだと思います。ですがまだ後半の力や登りが弱いこと、集団走が苦手なことが挙げられるので、次の3月の大会に向けて反省点を活かして練習をしていきたいと思います。
応援して頂き、どうもありがとうございました。
>>>>まずは寒さ対策をしっかりできたこと、全員が工夫していましたがこれは協議では絶対大切です。下総で雨の中での経験も生きています。同じ集団の中からトップ集団に追いついた選手がいる中で、そこについて行けなかったことが次の課題でしょう。後半の力は自転車練習量を増やしていくしかありませんね。
Ryunosuke
今回は完走とできる限りまでついて行くというのが目標でした。結果は20位で予想よりも悪い結果になってしまいました。直前までトライアスロンの認定記録会があり、バイクの練習を省いていた結果このような結果になったのだと思います。次は春に大会があるので、行きたい大学に行くためにも結果を狙っていけるだけの実力をつけていきたいです。
>>>>あくまでこの自転車ロード競技はトライアスロンのバイクを強くするためにやっていることなので練習の偏りが出るのは仕方ないですね。
認定記録会では20級を取得できて少し安心しているでしょうが、もう2つ18級を目指さないと本当の安心はできないでしょう。バイクの技術はあり、平坦なコースの方が得意に感じられるので、今後は上り下り練習を中心にすると春総体予選の対策になると思います。家の周りがいい練習じゃないですか?
Makishi
今回のレースでは自分の実力不足を感じました。足の調子も良かったし、大きく目立ったミスもなかったのに集団から落ちてしまいました。判断力が悪かったのもありましたがすぐに落ちていたと思います。もっと長い距離の練習を増やしたいと思います。兄に勝ちます。
>>>>途中まで先頭集団について行き、予想通りの展開でしたが、判断力以外にも原因があったと思います。それは体力とパワーのような気がします。運動神経が相当いいので、1年生の4月から始めたばかりなのに、たった1年半程度でみんなのレベルに追いついてきました。凄いことです。にちがくトライアスロン部として初めて関東大会に出場した明澄くんの弟として関東大会に出場する実力は既に身につきました。次の春の総体では兄に追いつき、そしてインターハイ行くことで越えてください。
Shuma
今回は初めての高体連でした。距離は8周40kmでした。自分の目標は3周まで集団について行ってあとはひたすら粘って漕ぐことでした。しかし、1周目の終わりらへんでちぎれてしまい結果は4周で終わってしまいました。良かった点は自分の持っている力を最大限出して漕いだことです。悪かった点は坂を下るカーブの時転びそうだという恐怖がありスピードを落としてしまったことです。もっと練習が必要だと思いました。今回はすごく悔しかったので次回はもっと練習してはやくなって大会でいい結果を残せるように頑張りたいです。
>>確かに練習不足だと思います。いい成績を得るには1か月に最低でも600kmくらい走行していないとだめでしょう。練習報告がないのでどのくらい練習しているかわかりませんが、土曜日のよみうりランドは少しずつ速くなってきているので、次回に期待します。
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