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インターハイ自転車ロードレース報告

投稿日2023/8/13

ここに至るまで多くの大会・合宿がありましたが、それもここにつながるものですので、こちらの記事を先にアップさせていただきます。

8月6日(日)北海道函館道南の杜公園周辺特設コースで行われたインターハイの報告です。
5日に選手受付が9:00からあるため、天気も考慮して8月4日に函館に入りました。空港からレンタカーでまずはコース下見。
道南の杜公園を使用した高低差200mある1周8.1kmはなかなかタフなコース。スタートから始め1kmくらいは下り基調、4kmを超えて登り基調になります。危険な個所がないか車で2周した後に、実走に。まずははじめの下り。きっとかなりのスピードを出してその勢いで前の坂を登るはずと確認。次は右90度カーブ。道が悪く注意が必要。そして登り基調になり始めるところは非常に狭い農道。ここから一気に差がつくはず。本場ではここまではパレードスタートといって、みんなゆっくり全体で進みます。登りは約1km。終わったと思ったら左に曲がってさらに小高くなる。後で聞いたらここで切れている選手が多かったとか。微妙な登りが続いたあとに急に下り、右に曲がって一周。周回するときは公園内を入ることでテクニカルな要素も出てくる。
蔵人と一緒にコースを走りましたが、ポイントは2つ。初めの登りと、後半の登りに間違いなし。あとは補給がしっかりできるかというのがポイント。


5日は選手受付。選手のお土産はポテトチップスらしい。地元の高校生が受付で頑張って対応していたのがインターハイらしい。そのあとに開始式があり、選手は参加しなくていいということで、蔵人は一人でコース下見をしたいと言ってきた。久しぶりに本気のやる気を感じた。開始式はルールも含めて1時間もあり、確かに選手は練習して早く休んだ方がいいので、好都合であった。
さあ当日。まずはいかに暑熱対策をするか。保冷剤を5つ、氷を大量に用意。手に握る、首に巻く、背中に入れるなど対応した。深部体温を上げないことが重要でレース後半微妙に影響してくるはず。何度も氷をつかみいい対応ができた。まずは女子スタート。女子は比較的実力差が大きく、予定より時間が長くかかったということで、男子レースは11周の89.1kmと計画されていたが、10周80.1kmに直前で変更となった。

1周目、補給ポジションで確認、先頭グループに。2周目確認できず、このスピードで補給できるのか自信がない。ボトルを手渡しするからだ。3周目また見つからない。どうなっているか不安になる。4周目、見えた!!これは感動、そして補給するかどうか声で確認、うなずいて気持ちが通じ合う。これは気持ちがいい。5周目勝負の補給、蔵人は大きく手を挙げて合図をした。すれ違いの一瞬で特製のドリンクを渡す。やったー!成功だ!!他のチームはドリンクの補給を失敗して悔しそうにしている選手も多くいた。成功してよかった。その後補給前に投棄した蔵人のボトルを拾いに行く。確かにあった!それに次は残りのポカリを入れておく。だけど次は何が必要か考える。水が必要だろうから水を渡す準備をする。暑いので身体にかけることもできる。事前にこのボトルは水と伝えてある。6周目先頭の6名と少しずつ差が開く、蔵人は8位を含む集団にちゃんとついているから3分超えで切られるれる心配はない。7周目余裕がある、8周目合図した。水を渡す。またも成功。あとは補給しなくてもいい合図を受ける。どうやら余裕がありそうだ。これはいける。その間に次々と選手が切られていく。140人以上いた各都道府県の代表はいなくなっていく。そしてラストスパート。見事21位になった。関東大会で28位だったのにインターハイでは21位。関東代表の中で見ると6位入賞の位置にいる。東京都でいつも負けていた東京1位の選手にも勝利、東京2位の選手にもあと1秒の差。よく頑張った。感動した。
インターハイはレベルが高く、ただ出場するだけでは必ず切られてしまう厳しい現実を知った。蔵人に続く選手をどう作り上げるか、なかなかできるものではないと実感した。

あとは蔵人の感想とします。

Cloud
今回は自転車のレースで一番の目標にしてたインターハイに出場することができました。3月にあった全国選抜大会では思ったようなレースができなくてとても悔しくてインターハイに出るまでバイクを特に練習してました。
先週はトライアスロンの全国大会があり、その前日に落車してしまって結構大きな傷を負ってしまいました。なので調整の仕方が難しかったけど順位は143人中21位だったのですごいいい内容でした。その中で良かったところは最後自分から飛び出してスプリントに挑めたところで、悪かったところは中盤前に逃げられた時に追いかけられなかったところでした。自転車の実力や技術は一年生の時より確実に成長したと思います。この経験をこれからのレースに活かしてこれからも頑張っていきたいと思います。

>>>>トライアスロンで得意を生かしインターハイ出場権を果たしたのはちゃんと狙ってのことだったのですね。インターハイ2週間前のU19トライアスロン選手権でプールに行く途中に落車、病院にも行き怪我はひどかった。それでもここまでできたのは日ごろの鍛錬と積み重ねた勝負強さかもしれません。1年生より確実に技術と体力ともに向上しています。次は9月の全国高等学校トライアスロン選手権です。バイクの利点を生かし、上位を目指していきましょう。

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