9月22日(日)アジアトライアスロンカップ(2024/東京・海の森)エイジ大会が開催されました。
前日から強風と大雨で開催自体が心配されましたが、前日遅く競技距離の短縮が発表されました。
スイム750m→500mに短縮(風が強くて白波が立つくらいとなり、特に行きは逆方向に進むため初心者が前に進まないと判断された)、バイク20km→19kmに短縮(風が強い橋を渡って往復する部分をカットして安全策を取った)、ラン5kmはそのままとなった。
トライアスロンはライバル選手や自分との戦いであるだけではなく、自然を相手にする、自然の変化に対応しなければならない競技とはいえ、準備していたことが突然変わることは選手にとってはコンディション調整が難しく、レースプランの変更も必要になります。そしてスタート1時間前に雨が強くなり、風も一層強くなるという予想が発表され、スイム・バイクは選手の安全を考えランだけの大会に変更されました。非常に残念です。
8月にもアクアスロン大会がランニングだけの大会に変更されたばかりで、2度目の急な変更です。やはり日頃から環境問題に関心を持ち、地球温暖化による天候の変化の影響を小さくしていかなければトライアスロンというスポーツすら楽しむことができない状況が出てくるということを日々考えなければなりません。
選手は5kmを必死に走りました。
リザルトはこちら
https://www.jtu.or.jp/result/?event_id=288&program_id=288_5
世田谷アクアスロン大会
9月23日(月)世田谷区総合運動場プール及び周辺と陸上競技場で世田谷区アクアスロン大会が開催されました。高校生2名、中学生2名が参加しました。
選手の感想で報告とします。
Teru
今回はスイム:3分10秒、ラン:10分30秒、合計:13分40秒を目標タイムとして大会に挑みました。しかし、結果は14分13秒で、33秒遅かったです。その33秒の敗因は大きく2つあると考えました。1つ目は「ウォーミングアップ」です。今回は受付からスタートまでの間の試泳や開会式などが詰め詰めで行われて、ランのアップや体作りが完全に出来ていなかったため、ランで上手く走る事が出来ませんでした。2つ目は「栄養補給」です。1つ目で言った通り、タイムテーブルが詰め詰めで、スタート前に充分に栄養補給が出来なかったため、途中でバテてしまいました。このようにスタート前の準備運動や補給がレースに影響を与えると実感しました。次回からはタイムテーブルをしっかり確認して準備運動、補給をいつのタイミングでするのかを考えて行動したいと思いました。
>>>>>私が朝来た時には既に受付にいたので、準備する時間はそれなりにありました。あれが8時ですので、スイムスタートの10時30分までは2時間半。試泳は9時頃から20分くらいだったので、試泳後の過ごし方が難しかったと思います。試泳と本番の時間が離れている場合は、試泳は普通の水着で行い、一度着替えたほうがいいです。体が冷える可能性があります。しかもその試泳の前までにランのアップを兼ねてトランジションとランコース確認をする必要があります。確実にできたでしょうか?海の森アクアスロンで一緒にやったことを思い出して欲しかったですね。初心者の大会とはいえ、考えること、学ぶことがたくさんあります。今後も小さい大会も参加し続け経験値を高めましょう。
7月に行われた高校生選手権で3位入賞した高橋駿介がこの大会に日本代表として出場できることになりました。
日本学園トライアスロン部初の快挙です。今回の出場基準をクリアした選手は全部で5名。駿介は3番目であったものの、なんとか2名の枠に入ることができました。今までも何度かチャンスがありましたが、おしくも権利を獲得できませんでした。それほどユースといえども日本代表になるのは難しいのが現状です。入学前から練習に参加しながらよくここまで成長しました。
7月からは部長にもなり、精神的にも成長しました。今回の出場権獲得で、さらに上を目指すための緊張感も出てきました。
これからが本当の勝負です。成長の糧にして欲しいです。
10月11日(金)出発
10月12日(土)朝7時から試走、試泳、2時から選手説明会
10月13日(日)8:30競技スタート
詳細はこちら
https://triathlon.org/events/event/2024_asia_triathlon_u15_and_youth_championships_hong_kong
スタートリスト(男子28名)
https://triathlon.org/events/start_list/2024_asia_triathlon_u15_and_youth_championships_hong_kong/656890