10月8日(月・祝)日本サイクルスポーツセンターにおいて東京都高体連自転車専門部のロード競技新人大会が実施されました。この大会の上位5名は3月に熊本で実施される全国選抜大会への切符を手にすることができます。4月の都大会はにちがくから合計5名で参加しました。今回は3年生が抜けたので人数が減る可能性もありましたが、バイクの強化を図りたいと考える2年の福島と1年の山下が新規登録をし、合計5名で参加しました。
弱虫ペダルでも有名な日本サイクルスポーツセンターの5km周回コースを8周回40km逆走します。上りの多いきついコースとなります。先頭を含む集団から5分遅れるとどんどん切られていくシステムですが、今回は3名が感想することができました。また残念ながら入賞まであと一歩となりましたが、過去最高の9位になりました。
あとは選手の感想を持って報告といたします。
高2C 福島旺
今回は初めてのロードレースでした。初めての出場にしては良い順位だったかも知れませんが、内容を見ると満足できず、悔いの残るレースとなりました。最初のパレードランでは、初レースということもあって緊張して、動きが堅くなってしまいましたが、競技が進むにつれてそれがいい具合に働きベストパフォーマンスで臨めていました。序盤は上りが全体的にゆったりで楽についていくことができましたが、下りでは技術の差が出て少し離されてしまい、その差を埋めるために足を使ってしまう場面がありました。その影響が出始めた後半ではアタックをかけられた時の反応が少し遅れてしまいましたが、余裕を持ってついて行くことができたした。この頃には集団内に10人くらいしかいなかったので目標を 8位入賞から5位以内の全国選抜を狙いながらの走行になりました。ですが、残り1周半で落車してしまいました。原因としては技術不足で、車体を傾けすぎたのが落車に繋がってしまいましたが、集団について行くためには必要な事だったのでいい経験になりました。悔しさは残りますが、これをバネに春では満足のいく結果でゴールしたいです。
>>>最後まで10人の集団内にいたということが素晴らしいです。下りの集団走行は危険をいつも伴うのでなかなか練習できません。いい経験を出来たとしても、怪我は痛いですね。ここまでいい調子でトライアスロンの実力をアップさせてきました。これからはいかに怪我をしないようにして記録を伸ばしていくかも大切なことなので、練習の時はいつも頭に入れ、レースでは今回のように全力でぶつかりましょう。初出場での快挙おめでとう。
高1C 本木颯人
今回で2度目の高体連。前回、春のインターハイ予選では残り2週という所で落車をしてしまい、不甲斐ない結果に終わりました。それからはあの時惨敗した時の悔しさを日々練習の中で滲ませて練習してきました。レースプラン的には初めから先頭に食らいついて行けるところまで行って5位入賞が目標でしたが、前回の落車の影響なのか周りの選手はスムーズに効率よくコースを下れているのにも関わらず自分は思うような下りをする事ができませんでした。もちろん実力の差も痛感しましたが、大きく出遅れてしまったのには下りが原因だったと思います。また結果的には16位と惨敗でこれで関東大会に出場できても恥を知るだけだと思いました。今回のレースでまた前回とは違う悔しさを痛感する事ができたので、この冬沢山のトレーニングを積んで来年のインターハイ予選こそは自分が満足行く結果が出せるように頑張っていきたいと思います。
>>>家から学校までの45kmを通う頻度を上げて、トレーニングを開始しました。きっと益々実力アップすることは間違いありません。今までの先輩たちも「下りで他の選手に負けた」と言っている人が多かったですが、確かにその技術を磨く必要もありますが、その練習はいつも危険との隣り合わせです。なかなか全体練習をするには勇気がいります。だからもっと上りを楽に速く登れるようになるしかないと考えています。まだ全国大会までチャンスは3回はありますよ!来年の10月で達成したいですね。
高1A 山下翔雅
自分が苦手な自転車のレースに出てみて自分が回り比べてどのくらい遅いのかを実感しました。これからはバイクの強化と、運転技術の強化を頑張りたいです。
>>>完走できない悔しさを味わったことでしょう。毎日バイクに乗ればもっと速くなります。まずは毎日乗ってみてはどうですか?